レジンを始めようと考えると、レジンでどのような作品が作れるのか気になってしまいますよね。「レジンの種類はどのくらいあるのか知りたい」「手先が不器用でもできるのか知りたい」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
本記事では、
・レジンについて
・レジン液について
・レジンに必要な道具と材料
・初心者でもできるレジン
を解説します。レジンの種類はもちろん、使用するパーツによってアレンジの幅も広がります。レジンを始める前に準備できることまで触れていますので、レジンを始めようと考えている方はぜひ参考にしてください。
目次
レジンについて
レジンとは、英語で樹脂のことを言います。レジンはさまざまな小物やアクセサリーで使用されており、作品を作る過程でいろいろなアレンジができるのが魅力です。
樹脂とは、字のとおり「樹木から分泌される粘液、それが固まったもの」を指し、広い意味では漆や琥珀、ゴムなども樹脂に含まれており、ハンドメイドや工作の用語として使われる樹脂は、上記に加えて「何らかの刺激を与えると硬化する透明の素材」という特徴的です。
レジンにはいくつかの種類があり、おおまかにUVレジンとエポキシレジンに分かれます。レジン液と材料についてご紹介していきます。
主要なレジン2種について
エポキシレジン:透明度が高い
エポキシレジンは主剤と硬化剤の2液を混合し、化学反応でレジン液が固まります。一般的にレジン液を固めるUVライトではなく、レジン液が完全に固まるまでに1日から3日程度(水平を保ちながらほこりが入らないように箱に入れたり蓋をかぶせたりする)必要です。
透明感を活かし、ムラなく着色できるので綺麗な仕上がりになります。
また、厚みが出るため、ドライフラワーや押し花などお気に入りのパーツを取り入れた制作が可能です。
小さなアクセサリーから小物やインテリアなど、幅広い作品を作成して楽しみましょう。
UVレジン:数分で固まる
UVレジンは1液タイプなので、他の液体と混ぜることなく作成できます。レジン液を硬化させるには、紫外線やUVライトを当て始めてから1分から3分程の短時間で硬化するので、簡単に作業が進めやすいです。
UVレジンはその性質上、紫外線が届かないと固まらないため、作るものはなるべく薄いものに限定されています。液を混ぜる手間が無く、UVライトがあれば数分で完成するため、初心者におすすめのレジンです。
最初に揃えておきたいレジンの材料と道具
レジンに揃えておきたい材料と道具は、UVライト・UVレジン・型・パーツ・つまようじ・ピンセットです。ここでは、各道具や材料についてご紹介します。
UVライト
UVライトは紫外線をあてることでレジンを硬化するため、ライトが当たった部分から固まり始めます。レジン全体を硬化させるためには、あらゆる角度からライトをあてる必要があり、作品の大きさに合わせましょう。
ほとんどの大きさの場合、3分程度照射ができれば固まります。。硬化用ライトにはUVライトとLEDライトの2種類あるため、初心者の方は、LEDライトが開発されその使い勝手の良さなどから、LEDライトへ切り替わっている傾向があり、扱いやすいLEDライトがオススメです。
UVレジン液
UVレンジ液は紫外線で固まるため、「紫外線硬化樹脂」といわれています。UVレンジ液は100円ショップでも手に入るなど、比較的安価です。
短時間で固まり、匂いもほとんどないので、初心者でも手軽に使えます。LEDライトにて作業する際は、UVレジンが硬化までに2〜5分ほどかかるのに対して、LEDレジン液は約1分ほどのスピードで固まるため、サクサク作業を進めたい方にオススメです。
型
型にはフレーム型やシリコン型があれば、好きなパーツを配置してレジンを流し入れるだけで簡単にレジンパーツが完成します。型だけでも種類が豊富にあるので、お気に入りを見つけて楽しみましょう。
フレーム型やシリコン型は100円ショップで販売しており、種類が豊富なため比較的安価で手に入ります。
パーツ
パーツには、ドライフラワーや可愛いモチーフ、ビーズやラメなど、たくさんあれば組み合わせも自由です。組み合わせによっては自分オリジナルの作品の作成ができます。
また、ラメをレジンの中に散りばめたり、モールドの端に塗ったりするアレンジがオススメです。暗闇でほのかに光る蓄光パウダーなら、より幻想的な雰囲気に仕上がります。
初心者におすすめのキットと注意点
初心者さんには必要なものが全て入ったキットがおすすめです。100円ショップで全部そろえることができます。フレーム型やフレームミール皿などからすぐに固まるので、時間がかからず簡単に作成することができます。それに、キーリングやカニカンストラップをつけることでかばんや携帯につけられますよ。
注意点
5.まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、レジンについてお伝えしました。手先が不器用なので凝ったものなど挑戦するにはハードルが高いと感じる方は、小さい物から少しずつ作成できると、慣れておしゃれな物を作成できます。
うまくできるか不安に思ってしまう方は、手芸店や通販などで初心者向けのキットから挑戦してみましょう。
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